北欧ロイヤルコペンハーゲン2008食器

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北欧ロイヤルコペンハーゲン2008食器

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＜Copenhagen with blooming Christmas roses＞
(クリスマスローズ咲き誇るコペンハーゲン)
ロイヤルコペンハーゲン/イヤープレート、クリスマスプレート2008年のものです。

イヤープレート100周年を迎える2008年版には、デンマークのシンボル的な建築--証券取引所、市庁舎、ラウンドタワーやクリスチャンボー宮殿、そして聖母教会、救世主教会、フレデリック教会が描かれています。
建物の後ろには、コペンハーゲンのクリスマスをライトアップする光が描かれています。その光は初年度版である1908年のイヤープレート“マドンナとこども”に描かれた光を思い出させます。
RCのイヤープレートの1917年版に救世主教会、1949年版に聖母教会が描かれています。

下部に描かれたクリスマスローズには逸話があります。
マデロンという貧しい少女がキリストの誕生をお祝いしたいが自分には何も差し上げるものがありません。彼女が落とした涙のあとにクリスマスローズが芽吹き花を咲かせました。
少女はそれを花束にして聖母マリアと幼子キリストに捧げました。
プレートの縁上部にはベツレヘムの星、周囲はPineCorn(松かさ）とリボンで縁取られています。RCのクリスマスプレートにはたびたび縁取りに裸子植物マツ科の実が描かれています。これら球果は豊穣多産の象徴とされているそうです。私が思うにモミの木の実ではないでしょうか。

100周年に相応しいはんなりした（華やかで上品な）一枚です。
デザインはSvend Vestergaard氏が手がけました。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、1908年の初年度版から、戦時中も作られ、一枚も欠かすことなく現在まで毎年制作されています。1908年当時と変わらずにコバルトブルーの陰影を美しく表現する手法で制作されています。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを制作する型は、その年に生産が終わるとすべて壊されるため、翌年以降は同じプレートは作ることができません。現存するプレートは制作当年中に発売したものだけになります。