CD・DVD・ブルーレイ

越美晴は1980年代以降、当時世界的にポピュラー音楽界を席巻していたテクノポップ、ニュー・ウェイヴに傾倒し、それに伴い音楽性も大きく変化を遂げる。細野晴臣との出会いを契機として「脱アイドル化」の道を自力で切り拓き、軽快なピアノ弾き語りのニューミュージック路線から180度転換して、フレンチ・ポップスを思わせる耽美的なテクノサウンドで従来からのファンを驚かせた。また同時期からクラシックやシャンソンのカバー曲も手掛けることになるが、これらは彼女が子供の頃から身に付け馴染んできたジャンルであり、むしろ前...